Kindle Fire HDにKinologyを入れるまでのまとめ(そしてCMに乗り換えた話)
Kindleさんを買った
3000円引き(何時の話だよ)だったんでPWを手放してFire HDを購入.おもちゃ程度で良かったので7の16GBど安定.
勿論そのまま使う気は無かったので,即rootからのカスタムrom入れ.
Kinologyが2.0.1になってから導入した人があまり居ないようなので,健忘録も兼ねて記事を書いておく.
参考にしたサイト
この程度の内容が理解できない人はあまりroot化しない方が良い気がしなくもない.
★Kindle fire HDの裏ワザと便利な使い方のまとめ(7.4.1/7.4.3に対応しました): 桜シフォン平和主義の自由帳
【Kindle Fire HD】カスタムROM(CM10.1)を入れてみる(その1) | デジ備忘
Kindle Fire HD 7.3.0にカスタムROM Kinology を入れる : 電子書籍とアレと俺の日常
shift's diary: Kindle Fire HD に カスタムROM Kinology をインストールしてみた
環境構築
root取るためにはadbとddmsが使えないと話にならない.
細かいことは参考サイトに任せるとして大雑把に説明する.
JDK のダウンロードとインストールについてはGoogle先生に聞けば一発.公式にはJava SE 6が推奨であるがJava SE 7でも動かない事はない.というか本気で開発する訳ではないので,JDK7で十分である.
問題はADTの方で,2013年辺りからADT Bundleという形で一括配布形式になり,Android SDK Toolsのみでは使えなくなったっぽい.この辺りの事を詳しく書いてるBlogが見当たらず,PATHを通すのに少しだけ苦労した.
とは言っても実際は大したことはなく,検索したらPATHはココに通せ!と言われているようなフォルダと似たような名前のフォルダである
adt-bundle-windows-x86_64-XXXXXXXX/sdk/tools
adt-bundle-windows-x86_64-XXXXXXXX/sdk/platform-tools
にPATHを通せばきちんとadbとddmsが動作するようになる.
あとSDK Managerを起動させるためにはadt-bundle-windows-x86_64-XXXXXX階層に転がっているexeではなくて,Eclipseを起動してWindow→Android SDK Managerでいかないと起動出来なかった.
root化
Kindle Fire ADB driversであるが,参考記事内にも
インストールが完了したら、いったん再起動したほうが良いかもしれません。
私の環境では再起動しないとこの後の作業を進められませんでした。
と書いてある通り,初回接続だと何か上手くいかない.(FireHD側のドライバが優先されるのかも)
上手くいかない場合は素直に再起動すると幸せになれる.
あとは勝手にやってくれるのでこれも楽勝.
Kindle Fire 2nd-bootloader + TWRP 2.4.4.0を導入
(記事書いてる間にアップデートが来てTWRPのverは2.6.0.0になりました.導入方法は変わらない.)
ここらへんからcmd直打ちになるため,少しだけ難易度が上がってくるがどうということはなく,参考サイトをコピペしながらやっていけば良いだけである.
(stock-systemのshell su -c とpull には本当にかなりの時間がかかるので気長に待つこと)
端末固有情報を含むのでboot0block.imgもpullしとけと書いてるBlogをちょいちょい見かけるが,やばくなった時に使うのがstock-boot.img,stock-recovery.img,stock-system.imgの3つだけなので本当に重要なのか微妙な感じがする.
Kinology導入
[ROM][KFHD7][7.3.1] ♦ Kinology 2.0.1 ♦ 2013/04/20 ♦ - xda-developers
ここからダウンロードしてインストールするだけなのだが,ver 2.0.1 以降のファイルについて書いてる記事が多分無い.
まずは通過儀礼としてDarvik Cacheを削除しておく.
で,インストールするファイルであるが,(あまり英語がそう読める人間でもないので正確性に欠けている可能性あり)
Kinology-step0a-boot-7.3.0-twrp-2.4.4.0.zip ← 中身は 2nd-bootloader + TWRP 2.4.4.0 インストールしても問題ない
Kinology-step0b-wipedata.zip ← sdcardを除いた全てをwipeするけど,普通カスタムカーネル入れる時はWipeとか自分でする.ってかしろ.
は任意で
Kinology-step1a-amazonos-7.3.1.zip
Kinology-step1b-amazonos-7.3.1.zip
Kinology-step1c-amazonos-7.3.1.zip ←三身合体でamazon OSになる
Kinology-step2-kinology-2.0.1.zip ←Kinologyのベース 多分Google FrameworkとAppを入れてくれる
Kinology-step3-google-20130425.zip ←良く分からんけどLogin ServiceとかVendingとか入れてくれそうな気がする
が必須.
勿論だが全部突っ込んでも問題なし(個人的にはそっち推奨.)必ずStep順に沿ってインストールは行うこと.
RAMの都合
でKinology入れたのは良いんだが,Google FrameworkとKindle Frameworkが同時に走ってるせいでメモリがキツキツになる.
使い勝手はKinologyの方がいいんだろうが,結局cyanogenmodに乗り換えた.
[ROM-AOSP] Unofficial CM10.1 for Kindle Fire HD 7" (JB 4.2.2) [06/04: CM REFRESH] - xda-developers
おもちゃとしてはしばらく遊べそうである.